小説の読み書き
佐藤正午著
-- 岩波書店, 2006.6, iv, 232p. -- (岩波新書 ; 新赤版 1024)
ISBN : 新<9784004310242> , 旧<4004310245>
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小説家は小説をどう読み、また書くのか。近代日本文学の大家たちの作品を丹念に読み解きながら、「小説の書き方」ではない「小説家の書き方」を、小説家の視点から考える斬新な試み。読むことは書くことに近づき、読者の数だけ小説は書かれる。こんなふうに読めば、まだまだ小説だっておもしろい。小説の魅力が倍増するユニークな文章読本。
川端康成『雪国』
志賀直哉『暗夜行路』
森鴎外『雁』
永井荷風『つゆのあとさき』
夏目漱石『こころ』
中勘助『銀の匙』
樋口一葉『たけくらべ』
三島由紀夫『豊饒の海』
山本周五郎『青ベか物語』
林芙美子『放浪記』
井伏鱒二『山椒魚』
太宰治『人間失格』
横光利一『機械』
織田作之助『夫婦善哉』
芥川龍之介『鼻』
菊池寛『形』
谷崎潤一郎『痴人の愛』
松本清張『潜在光景』
武者小路実篤『友情』
田山花袋『蒲団』
幸田文『流れる』
結城昌治『夜の終る時』
開高健『夏の闇』
吉行淳之介『技巧的生活』
佐藤正午『取り扱い注意』